2022年1月2日日曜日

【受験勉強初心者へ贈る】参考書の選び方


 

2022年明けましておめでとうございます。ゴリラ教育研究所です。

新年を迎えたということは、いよいよ「アレ」が迫ってきますね。


はい、そうです。中学受験・高校受験・大学受験の各種受験です。

当然ながら受験生は勉強していると思いますが、中学2年生や高校2年生の中には受験の話題を耳にして「あ~そろそろ勉強しないといけないな~」と思う人もいるでしょう。


でも、何から勉強しますか?

「そ、そんなこと聞かれても…」と思う人は、この先を読んでみて、勉強のスタートの参考にしてください。すでに勉強を始めている人も、自分のしている勉強への取り組みが正しいのかの確認のために読んでもらえるとありがたいです。



 1.参考書を選ぶ前に

そもそも参考書を考える前に、勉強を始める準備をしましょう。案外重要なことですよ。


① 勉強環境を整える

机の上が散らかっている場合は、まずは片づけましょう。できるだけ勉強をしているときにマンガや雑誌は視界に入らないところに置きましょう。参考書を用いて勉強するなら、机の上にはゆとりがないと何度も本やノートを落としてしまい、集中力が切れてしまいます。

筆記用具の準備も忘れずに。シャープペンシルはできるだけ持っていても疲れないものを用意するのが良いでしょう。また、シャープペンシルの芯はあまり安価なものではないほうが、何度も折れずに済むのでおススメです。ポキポキ折れてしまっては、集中力が切れてしまいますからね。


② 一日当たりの勉強時間を決める

今本当に勉強時間が0分の人は「1日10分」でOKです。毎日確実にできる時間を設定しましょう。たとえ友達と遊ぶ日でも、学校行事の日でも、部活の試合やアルバイトの日でも、その時間は確実に勉強する時間です。1日でもやらない日を作ってしまうと、結局やらなくなってしまいます。


「1日10分なんて短い!」などという人もいるでしょうが、今までやっていなかったことを急に長い時間できるわけがありません。例えば、全く運動習慣のない私(🦍)が「明日から毎日1時間ランニングするゾ!」と言い出して、続くと思いますか?


はい、続きませんね…(涙)。


勉強も同じです。いきなり長い時間やろうとすると、三日坊主になる可能性が高いです。まずは少しずつやることから始めましょう。ただし、毎日ですよ。これは、絶対です。

続けられるペースで始める」こと、これが大切なのです。


③ 周りに宣言する

勉強を始めることを、周りの人に宣言しましょう。「アンタにできるわけないでしょ?」と言ってくる人に言う必要はありません。一人で勉強をすることは大変なことが多いので、応援してくれる人を探しましょう。


もし応援してくれそうな人が近くにいない場合は、twitterで「勉強垢」を作り、応援してくれる人を探すのも一手ですね。これなら実際に会って言わなくてもいいので、ハードルが下がるでしょうし、実際「勉強垢」を作っている人はたくさんいます。



2.参考書を選ぶポイント

特に勉強をこれから始める人にとって重要なことは「続けられるペースで始める」ことと言いましたね。参考書に置き換えると「続けられるレベルを選ぶ」ことが最も大切になります。


① 解説が多すぎない(=本が分厚くない)

解説の量が長すぎると「読むのに疲れてやる気がなくなる」ことが多いです。解説が少なすぎるのも分かりにくいですが、長すぎる解説は勉強が続かない一因になります。

分厚い本は読む気がなくなるとともに、持ち歩きたくないと思ってしまうことも考えられます。


② 問題のレベルが適当

掲載されている問題が難しすぎると、これまたやる気を失います。手に取って問題を見てみて「半分くらいはできるかな~」と思う参考書がレベルの合うことが多いです。

ただ、この点に関してはプロに相談するほうが適切なアドバイスをもらえるでしょう。


③ レイアウトを気に入るかどうか

この点は人によっては「どうでもいい」と思うでしょう。そういう人は考えなくていいですから、無視してください。

他方、見た目的に「なんかこの本イヤやな…」とか「学校で使っていたけど全然わからなかった!」といったネガティブな印象を持つ参考書は、たとえ有名な先生が推薦したとしても、あなたには合わない可能性があります。勉強を始めようと思う人にとってはレイアウトも重要な視点です。「合わない」と感じた場合は、他の参考書を使ってみるのもアリかもしれません。



3.具体的に何から始めるの?

参考書を選ぶ基準がつかめても、勉強する科目を決めないと始められません。

基本的には「受験で必要な科目」から始めるのが一番です。志望校がはっきりしている人は、その志望校の配点を調べてみましょう。配点が高い科目から始めるのです。


ですが、ほとんどの人は英語から始めることになります。その理由は「英語はほとんどの入試で受験科目となるから」が一つですが、「英語は基礎内容からの積み重ねの科目で、学力が身につくまで時間がかかる科目であるから」という理由もあります。

理系や国公立大学を目指す方は、これに加えて数学が優先順位が高いです。数学も英語同様「積み重ねの科目」なので、できるようになるまで時間がかかります。

結論:英語+数学が一番最初

なのですが、英語や数学のどの部分から勉強すべきかは、人によって変わってきますので、周りの人に相談してみましょう。(本研究所にメールやtwitterのDMで質問してもらっても構いません)



4.今後の参考書紹介シリーズについて

ゴリラ教育研究所では今後、「○○(科目名)が苦手」という人におススメの参考書を紹介をしていきたいと思っています。それぞれの科目が苦手だという人の目線で、最初に手にするべき参考書のレビューを行います。

科目については、最初はほぼすべての受験生が受験科目として必要な英語から始めます。その後は未定ですが、できるだけ幅広い科目を取り扱います。


最後までお読みいただきありがとうございました🦍

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