2022年2月1日火曜日

【勉強法編】🔰最初に手に取る参考書vol.2~英単語編~

突然ですが、英単語を覚えるのが好きですか?


私は大の苦手です! (←ドヤることじゃない)

高校の英単語テストはほぼ毎回勉強せずに挑み、10点中3点とか取っていました(笑)

今回はそんな私の天敵である英単語を取り上げてみたいと思います。


いよいよ「最初に手に取る参考書」を紹介するシリーズの第二弾です。

(第一弾はこちら→ゴリラ教育研究所🦍: 【勉強初心者🔰に贈る】最初に手に取る参考書vol.1~英文法編~ (gori-manabilab.blogspot.com))

このシリーズのコンセプトは、勉強は苦手だけど受験勉強を始めたいと思っている人が最初に取り組むのにおすすめな参考書を紹介すること、です。

それにしても、第一弾からずいぶん時間があいてしまいましたね…

ま、気にせず始めていきましょう🦍!


0.はじめる前に

英単語集は多くの場合、学校で購入するものを一つ持っていると思います。「どうしても見た目が気に入らない!」とか「レベルが高くて1ページ目から難しく感じる」というのでなければ、学校で使っている単語集を用いるのがベターでしょう。その単語集の勉強が、学校の単語テストや定期テストの対策にもつながります。


ただ、学校で使用しているものが今の自分の実力や、志望校のレベルにあっていない場合は、別の単語集を用いるのが一つの作戦になります。

この記事では、市販の英単語集の中から有名なものをいくつか取り上げて比較検討してみますが、単語を覚えるのが苦手な人が単語集を選ぶときに見ておくといいポイントを先にいくつか挙げておきます


【単語集チェックポイント】

① 1つの英単語に対する意味が1つ(あるいは少ない)

 →いくつも意味があっては、全部覚えようとして「覚えられない!」となり、単語の勉強をあきらめてしまうことがあります。

② それぞれの英単語にカタカナで読み方が書いてある

 →発音しようと思っても、音声をダウンロード…とかめんどくさいですよね。「発音記号?何それおいしいの?」となる人が多いと思います。(※もちろん実際の音を聞いたほうが単語学習にとってはいいのですが、英語嫌いな人が最初からそこまでやるのはハードルが高いですよね。)

③ 例文が短い

 →せっかく例文があっても、長いと読む気がなくなりますよね。


1.はじめに~英単語の学習方法~

英単語の覚え方については、いろんな方が紹介されています。ですが、残念ながら「絶対にこの方法がいい!」という魔法の学習法は存在しません。あれば私も苦労しませんでした。それでも単語の勉強法を知らなければ、単語集を買っても勉強できません。そこで、まずは英単語の勉強法について書いていきますね。


既に勉強法を知っている方は「この方法がいいな!」と思ったやり方で1か月やってみてください。1か月やってもうまくいかなければ、別の方法を試してみるのもアリですね。間違っても3日で別の方法やるなどしてはいけませんよ。英単語の勉強は特に、継続することが重要です。まずは1か月同じ方法でやりましょう。


英単語の勉強法を知らない、あるいは、別の方法を知りたいという人のために私なりの英単語勉強法を紹介します。


【予習】「単語の意味が1つ言えるか」が重要!


① まず、意味が答えられる単語と分からない単語を分けましょう

→「単語を見て2秒以内に単語の意味が言えなかった単語」には□に✓を付けましょう。このとき、英単語の意味は1つ言えれば十分です。


② ✓が付かなかった単語の例文を見て、その例文が使われているシーンのイメージをします。その後、発音しながら3回空書きしましょう。もちろん、実際にノートに書いてもOKです。発音は電子辞書が読み上げてくれる機能が付いているはずなので、それを使うのがお手軽ですね。決してきれいな音でなくてもいいので、口に出してみるのがポイントです。(最初から完璧な発音を目指してしまうと、単語の意味より発音に意識がいってしまいます。)


③ 5分後、もう一度✓のついていない単語の意味が言えるか挑戦しましょう

→この段階で意味が言えなければ、□に●を付けましょう。(印を変えましょう!)

→意味が言えなかった単語は、再度②に戻り、これを繰り返します。二周目でも言えなかった単語には●2つ付けておくと、後で見たときにどれだけ苦戦したかが一目で分かります。

 

【復習】



① もう一度「単語を見て2秒以内に意味が言えるかどうか」に挑戦します。範囲の単語の意味は答えられるはずです。もし答えられなければ、大きな×を付けておきましょう。

→ここで、●と×の両方がついている単語は下の「復習ノートの例」の通りに、ノートを作成しましょう。できるだけ小さなサイズのメモ帳にしておくと、持ち歩きに便利です。


② 復習の時点では、単語の意味だけでなく、類義語や派生語、語法(どんな前置詞と一緒に使われるか)の確認をしましょう。この時点で語法を学習しておくと、のちのちに役立ちますよ。


③ 「復習ノート」を繰り返して、全部の単語を覚えられる状態になればOK!

 

〈復習ノートの例〉

・できるだけ簡単な例文にしておくのが重要です。

・覚えるべき単語には線を引くか、別の色で書いておきましょう。

※熟語の場合、二語とも線を引くか、別の色で書いておきましょう。



【学習ペースの設定】

単語学習を進めるにあたっての注意点は2つです。

① 一日にやりすぎないこと

そもそも英単語を覚えるのが苦手な人が、1日に50個やら100個進めるのはつらいですよね。まずは1日10個でもOKです。英単語の勉強に慣れてきたら徐々に増やしていき、1日で50個進めることをまずは目指しましょう。1日にやる単語数を減らしてもいいので、そのかわり毎日やりましょう。これは絶対です。

歯磨き、毎日しますよね?お風呂、毎日入りますよね?

単語も同じです。毎日の習慣にしてしまうのが一番です。


②「復習日」を必ず設定すること

人間は忘れる生き物です。「忘れるな」なんて無理です。なので、単語集を1回やったからとってすべて覚えているわけではありません。だからこそ、復習が重要なのです。

1日ごとのスケジュール例をあげてみましょう。

〈英単語集を1から始めるケース:1日30個ペース〉

2/1(火) 1~30までの「予習」

2/2(水) 31~60までの「予習」

2/3(木) 1~60までの「復習」

2/4(金) 61~90までの「予習」

2/5(土) 91~120までの「予習」

2/6(日) 61~120までの「復習」

2/7(月) 1~120全部の「復習」

このペースでやっても、1週間で120個の単語を覚えることができます。大学入試基礎レベルの英単語集であれば1500語くらいが収録されているので、12週間(=3か月)前後で終了できます。基礎レベルの単語集1冊を完璧に仕上げることができれば、共通テストや産近甲龍・日東駒専レベルに加え、関関同立の英語長文でも単語で苦しむことはほぼないといえます。(こちらについては過去の記事を見てね)


今回紹介した勉強法はあくまで「一例」ですので、これでないといけないわけではありません。ノートを書くなんて手間だという人もいるでしょうが、私は手を使わないと覚えられない人なので、こういう方法にたどり着きました。


では、本題の英単語集について話して…

と思ったのですが、つい英単語の勉強法で長くなってしまったので、今回はここまでにしたいと思います。単語集の紹介は次回改めて行いますので、少々お待ちいただけるとありがたいです。もし単語集紹介を期待してここまでお読みくださった方には申し訳ない思いでいっぱいです。


最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。

また次回、お会いしましょう。さようなら~👋👋

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